おもちゃ出しました その1

成人の日を入れた3連休は、寒い中、多くのお客様がわらべ館に来られ、歌やおもちゃを楽しまれました。3階のおもちゃの部屋も、いつもより子どもたちの歓声が飛びかっていましたよ。

これから、新しく登場したおもちゃをこの「わらべ日記」で紹介していきますね。

第一弾は、3階の体験テーブルの4点。
「ルーキー」とは思えない
①「パープレクサス ルーキー」
球体の3次元の迷路。小さなボールをレーンから落とさないように大きなボールをコントロールしながらゴールをめざします。「ルーキー」はシリーズの中で難易度低とのことですが、なかなかの強敵。あわてずイライラせずに、集中してゴールまでたどり着けるか。

②錯視コマ「ペニートップ」
目(と脳)がだまされる(錯視)コマの一つ。円盤の中央に1ペニー硬貨を挟んであり、それを軸にして回します。実際に体験しないとわかってもらえませんが、それが見えたときには、いい大人でも思わず「うわぁ~っ!」と叫んでしまいます。

大人も夢中のコマです
③錯視コマ「ベンハムのコマ」
黒一色の絵柄なのに、回すと不思議、回転速度に応じて黒や灰色以外の色が見えてきます。フェヒナーという物理学者が発見した視覚作用を利用して、19世紀末にベンハムという玩具業者がコマにして売り出しました。

④錯視コマ「赤と黒」
これは、回転速度に応じてコマの模様が反転したり、戻ったり見えるもの。②~④はアメリカの同メーカー製です。


おすすめは「ペニートップ」。ぜひ、驚いてみてください。
(なも)

童謡・唱歌企画展が始まりました!


企画展「挿絵・表紙絵・童謡絵本 -曲を彩る絵の世界-」が1月16日から始まりました。
この企画展では、大正・昭和期に活躍した抒情画家(竹久夢二、加藤まさを)・童画家(武井武雄、いわさきちひろ等)の作品を紹介しています。
「童謡・唱歌の企画展なのに、なんで絵なの?」と疑問に思われた方もおられるのではないでしょうか。実は音楽と絵はとても密接に関わっているのです。その関わりの1つが、楽譜に描かれた挿絵や表紙絵の存在!
うたを歌う時、楽譜の挿絵がかわいいと、普通に歌うだけの時よりもうきうきしてきませんか?それだけでなんだか上手に歌える気がしたり…なんてこともありますよね♪
今回の企画展では、楽譜に描かれた絵をなんと62も展示しています!
大正・昭和期に描かれた絵を目にする機会はそう多くないと思いますので、この機会にぜひご覧ください!

 
1階うたの広場で開催中!


 
企画展担当者一押し作品☆
竹久夢二の「チュウリップ兵隊」
兵隊さんの頭がチューリップになっています!

ずー

1/13(月・祝)おもちゃワールド(デコスイーツ体験)



ままごと遊びが体感できるおもちゃワールド(冬編)の関連イベントとして、本物そっくりのアイスやメロンパン、ドーナツやマフィンを作る“デコスイーツ体験”を開催しました。

樹脂粘土や塗料を使って作るままごと工作に、子どもも大人も真剣!
 思わず食べちゃいたくなるようなホイップクリームのしぼり出しや、彩り豊かなビーズのデコレーションにドキドキ☆
 「おいしそう」「楽しかった!」と、可愛い笑顔がこぼれました。

たくさんのご参加ありがとうございました。

S・Y


雪の日 1月10日


マイシャベル持参のつわものも

今シーズン一番、という寒気団が到来しました。氷点下の気温をくぐり、夜が明けると街はふわっと銀世界。わらべ館のとなり「わらべ夢ひろば」では、館の遊具で雪遊びに興じる子どもたちの姿が見られました。

まさに「子どもは風の子」。実はその後に「大人は火の子」と続きがあるのをご存知でしたか。寒風にも負けず元気に遊ぶのは子ども、火の周りで暖をとるのは大人、という意味だそうです。こたつの魔力、推して知るべし。

この日は薄化粧。地肌が見えて…
さて、わらべ館の貸し出し遊具(無料)には、シャベルやバケツのほか、大きなプリン型やソリもあるので、受付でお気軽に声をかけてください。

また、雪が積もったら、風の子になっておおいに遊んでみましょう!

(なも)

ひんひんうまづくし

わら細工の馬たち(企画展より)

馬…、見ているだけで心が和んだり、励まされたりしませんか。馬と人とのつながりは長く深いものです。荷物や人の運搬移動手段として、運搬や農耕、競馬、そして戦争にも駆り出されました。


そんな大切な存在の馬は、古くは神社に奉納され、それが後に絵馬になり、今でも「チャグチャグ馬こ」など祭の主役として活躍しています。「おうま」「達者でな」など馬を歌った名曲もいくつか思い浮かびますね。

おもちゃ絵「ちんわんぶし」(部分)
 わらべ館では、そんな健気にがんばる馬たちをおもちゃの世界から紹介しています。

 まずは、郷土玩具。その地に根ざした素材や技を用いる、あるいは地元の伝説や神話をモチーフにしたデザインのおもちゃには、素朴さが残る馬たちが勢揃いしています。

 現在、3階ギャラリー童夢では、「おうまが三匹ヒンヒンヒン」というタイトルで、約百頭の馬の郷土玩具を展示しており、北から南まで各地の馬の表情をお楽しみいただけます。タイトルの文言は、江戸時代末から明治時代に流行った子どものあそびうた「ちんわんぶし」の最後の文句で、「ちんわん、ねこにゃあ…」で始まり「ヒンヒンヒン」で終わるもの。馬は大事な動物だからこそ、トリを務めたのでしょうか。
いつもおうまといっしょ!


 さて、お次は3階入口のキュービックギャラリーに展示した、おしゃれでかわいい馬の登場です。現代と年代物のプルトイ(ひもをつけてひっぱる)のほか、おもちゃではありませんが、昭和初期のかわいい絵葉書も要注目です。絵本やイラストがお好きな方、ぜひご覧ください。


はいしどうどう!
 最後は、1階のエントランスホールにいる木馬たち。ドイツ、ケラー社の木馬は、すっきりとした無駄のない美しいデザイン。昔の絵本に登場しそうなカラフルな木馬や車とロッキングが両方楽しめる木馬も見どころです。

 わらべ館のおうまづくし、3階は2月18日まで、1階の木馬は1月いっぱい展示しています。みなさま、うまい話に乗ってみてはいかが?

(なも)

わらべ館のお正月

本年もわらべ館をどうぞよろしくお願いします。

新年最初のイベントわいわいボードゲームを1月2日、3日に開催しました。
たくさんの親子がカードゲームやボードゲームを楽しまれました。

わいわいボードゲームの次回開催は1月22日(水)15:30~16:15。
国内外のいろいろなゲームを用意しております。ご参加お待ちしてます。

親子対決!!

受付では、鳥取在住のおもちゃ研究家 長谷川重隆さんが製作された、発泡スチロールのさぎ草を来館の方にプレゼント。
「きれ~い」「家で飾ろう」と喜んでいただけました。
 

1本1本長谷川さんの手作り。
花言葉は「清純」、「無垢」。

ブーミートン